映画「ラスト・プレゼント」

ラスト・プレゼント [DVD]

友人からずっと前にかりていたDVDをやっと見ました。
映画を見るタイミングはいつも突然にやってくる。
よし今日は映画を見るぞ！と想った日こそ見れなかったりします。
ちょっと気が向いて、いきなり映画タイムスタートします。

さて、ラストプレゼントですが、ちょっと前にTVでトレイラーが流れてましたね。
だから感動ものだということは、わかってました。
「泣け、ちゅうことやな」と冷めた自分の声を聞きつつ、気が付けば素で泣きまくり。
売れないお笑い芸人の旦那と、不治の病を旦那に隠す妻。
もうすぐ妻が死ぬことを知ってしまった旦那の、切なすぎる気持ちに胸が押し潰されました。
イ・ソンジェという男優さんが主役なのですが、この人、なんかとても良いですね。
どこにでもいそうな普通のタイプなのに、がっちり安定した演技で、映画にすぐにのめりこめました。
イ・ヨンエが普通の主婦の格好をしていて、髪型も微妙にださくて、そのへんの力の抜け方が良かったです。
だささに無理がなくて、これぞプロやな、と想いました。
ネタバレですけど、↓

死ぬ前に妻に初恋の人にあわせてあげたいってずっと探していて、
その初恋の人が実は自分やった、っていうのがわかるくだりは、やっぱり号泣ですよ。
で、泣きながら、そういや「どんでんがえしが好きなのが韓流の特徴」やというのを、思い出しました。
そうやったそうやった。


泣きなさい、心の澱をはきだすように、そう自分に言いたい時もあります。
涙は血なんだと以前あるあるで言ってましたよね。滞った血を流し出して、ストレスを解消したほうが良いという話でした。
この映画は、泣けますえ。すっきりするかどうかはわからないけどね、最後が悲しいから。