リスペクト

今日は大学時代の友人が開いているバレー教室の初の発表会。
ずいぶん前に結婚して、子供を産んで、
バレー教室を始めて、そしてスタジオ付きの家を建てた。
同い年なのに、この行動力はいったいどこから!


子供のころからずっとバレーをしていて、それもすごく才能があって、
普通ならそういう子は大学にはいかず、バレー一筋というのが常識らしい。
彼女も彼女の親も、視野を狭めるとよくないと考えて大学に進学した。
大学に行きながらほぼ毎日教室に通うのはすごいキツいことで、
よく「私は馬車馬や」とふざけて言ってた。


私は、友人グループの中でも特に彼女とも彼女の両親とも仲が良くて、
よく彼女の家に行っては、朝までしゃべってた。
テーマはだいたい恋愛。
それも次第に「愛とは、人とはなんぞや」という大きな話にもつながっていく。
眠くなった人(だいたいパピー)から、順番に好きな場所で寝る。
お酒は冷蔵庫から自由に出して飲んでオッケー。
彼女の両親を下の名前でよび、私もあだ名でよばれていて、
特にマミーとはとても気が合った。
私のことを「○○(私)のことだいすきや」と言ってくれて、
実の親が不器用なこともあってか、ほんとに嬉しくて泣けた。
あの家で過ごした時間は大学でいちばんの思い出かも。


そんな友人たちの始めての発表会は、すごく良いものでした。
子供のバレーはお遊戯レベル。
でもそれぞれの性格が踊りに出てて、他人の子をみて大爆笑の私。
失敗してニヤっとしてる子、口をひよこみたいに尖らせるのがクセの子。
みてて全然あきないの。
この子達をまとめて「せんせい」ってよばれてるんかあと思ったら
改めて友人を「すごいよあんた!」と思いました。