演劇を観に行こう

「哀しい予感」みてきました。
めあての加瀬君よりも、市川みかこさんのかわいさが出色。私的にはね。
内容は原作とほぼ同じ構成でとても忠実につくられていました。
台詞も。「頼もしい子」が省かれてたのは、がっかしでした。
演劇ってステージだけ使うわけじゃないんですね。
客席合間の階段が「道」になって、客席中腹の左右の扉も下界に繋がる扉として使われてた。
私の席は、一階のまんなかにいったん途切れている道があって、
その途切れの後ろに広がる席のいっとう前でした。
そして一番端。真横には客席中腹の扉が!
たった一度だけ加瀬君が目の前を通り過ぎていったのでした。
ちょうど弥生と軽井沢から帰ってきて、「俺が出て行く!」って言った後ね。
呼吸数が通常の二倍になりましたよ。女子な俺。。
ちゃんとした演劇を初めてみたという興奮を差し引いても、なかなか良いものでした。
よい小説を、目に見える耳に聞こえる形で体験した満足感。
バカみたいに大声出す「演劇してるぜ」感も、出演者にはなかったしね。
おねえさんの「○○だよ」っていう語尾がかわいかったなあ。