敢えて読みにくく

いろいろ疲れている 乱筆を決め込んで書いてみる キャロル!とお手洗いで叫んだ日の私はもういなくて あれからずいぶん消耗を重ね時間を失った 見立てだとか 不思議な物など何もないのだよとか ヘエキだとか そうやって本を読んではしゃぐ元気はもうなくて だんだん自分の中の好き・嫌い・いやだ・うれしい そういう大事な間隔が摩耗している 歳を取っていちばんむずかしいは身体でなく自分がもつ決め手や基準が緩くならないように 何かが漏れて行くのをせきとめることでしょうか 偶然の足でおどる子どもになれるとおもっていた学生のころの気持ちはそのままに 現実だけかけ離れていくスピードが増す気持ちが塞ぐ そんな時期