逆に。

KAN「弾き語りばったり#1」@Banana Hall
とりあえず、生来はじめてのKANにしてすばらしいチケット番号。遅刻は絶対禁止。
開場の十分前に梅田でやきうどんを食べ終わり、めっちゃ走る。
同じ行き先に走っているであろう女性を見つけて、にやつきながら追う。めっちゃ早い。
汗ばみ状態でBanana Hallに着くと、すごい人だかりでびっくりした。これ全部KAN目当て!?テンションさらに上がる。
人混みをクロールでかき分けて、番号通りに会場入り。ステージ上にグランドピアノがあって、
ストライプのジャケットを着たスタッフがピアノのチェックをしているね、と思いきや、KAN本人やし。やし。すご…。近…。おおまた三歩で触れる距離…。
走りすぎて汗+目の前にKAN+あり得ないほどに、隣とおしりが重なるほどにギュウギュウな丸パイプ椅子+遅れてくる友人のために椅子ひとつキープであたふた+KAN自作のアンケート用紙を開演までに書かなければならない+しかも真後ろの席にがががSPのこざっくとその仲間たち。絶対来るとは聞いてたけど、まうしろですか!
こんな状況の中、職場では落ち着いているだのクールだの言われる私も、さすがにテンパリすぎて何回もカバンのチャックを開けたり閉めたり開けたりした。無意味に。エレカシの宮本さんのように髪の毛をぐじゃぐじゃにしてしまいたくなった。おかしかった、あのときおかしかった。


はてなを初めて気づいたけど、私にライブレポは書けない。だから自分メモ、書きまする。
ピアノ弾き語り約10曲とぐったりトークで1時間半強。
割合としてはもちろんぐったりトークのほうが大きくて、ちょとした公開ラジオ状態だった。
私はKAN初めてだったのですが、周りの人たちはぜったいKANフリークね。楽しくてしかたない、みたいな空気がありありありと伝わってきて、すばらしく良い雰囲気。(ちゃーちゃ状態。)
一人でのコンサートは初めてだそうで、いつもはすばらしいバックバンドの皆さんと、数々のあり得ないパフォーマンスを行っているようです。
セットリスト(順不同かも)

  • 君を待つ

「君を持つに見える」とか言いながら、重いモノ(女体)を両手で持ってるジェスチャー

  • 君が好き胸が痛い

これ、やっぱりすごく良かった。

  • 東京ライフ

曲前に、英語歌詞の解説。「こんなんやってみても良いでしょ。(手拍子しながら)次は英語の歌詞解説だぜイエーみたいなコンサート、ないし。」I live up toはアメリカ英語だと「うまくやっていく」でイギリスだと「なんとかやっていく」らしく、自分はもともとイギリスなので「なんとか〜」のほうだ、と笑いをとる。

  • 永遠

キター!これ聴けるとは。

  • フランスに着いた日

フランスに着いてからの思い出を振り返ってた。ピアノ学校に途中入学できたのは、ごり押しボブ?という友人がごり押ししてくれたおかげだからだと。

  • 牛乳のんでギュー

これも良かったー好きな曲だー。「ちゅー」の口の形を凝視した。

  • 五十年後も

やったー聴けたー。一番聴きたかったからありがとう。

  • 月海

ベスト1。3回ほど涙で前が見えなくなったし。「ぼくは君を失おうとしている。そんな僕が、これからいったい何を歌えばいいんだろう。」

音楽数珠繋ぎ話をしていたような。

  • 新曲・札幌系(仮)

雪が舞ってる系。
en

口でサックスをぷわーぷわわーと歌っていた。サックスもやっぱりKANサックス。


まだまだ足りないんです。聴きたい曲いっぱいありますよ。
アキタマ、けやき、子羊、情緒、死ぬまで、恋人、紅のうた、Song of love。次回よろしく。
これからの活動報告、として「弾き語りばったり#02」を6月〜行う予定だそうで、今度は神戸でもやるらしい。ッシャ。それから5月におまたせしました公式ホムペがオープンするそうだ。弾き語りを収録したCDも制作中だそうで。
すごく嬉しくなったのは、身体を90度以上まげて、あたまのてっぺんを見せて、ふかーーいながーーいお礼をしてくれたこと。あんな長くて深い礼は、中学校の古典の木南先生以来だわ。泣ける。
良い人ですね。
●その他●
逆に。
自分のタイミングで踊ってください。
居間を通り抜けるではないよ。
なんでそんな男前な人ですか。